僕の感情は何色だろうか。読書感想文。
いつまでも、東北の震災復興の仕事から抜け出せずに、あまりあがらない心理状況で、自分の気持ちはブルーというよりかは、ライトグレーな感じだろうか。
先週、本屋大賞2019のノンフィクション本大賞受賞の本を読んだ。
子供に読ませようかと思って手に入れて、居間に放置しておいたのだけれど、子供たちは興味を示さず。
子供は娘で、オヤジうざいという年ごろで、オヤジの勧めは、基本うけいれない。
この年末に ほかの人との会話から、この本の話がでたので、暇もあるので自分で読んでみることにした。
英国のようなある意味成熟している国家がEU圏となって、ダイバーシティ?が進んだ結果の、英国国内の社会の成れの果て(悪い意味ではない)を、家族の日常生活を通して描写している。
”事件は現場で起こっている”系な感想なのだけれども、いかに、自分の主観でニュースなどの情報を取り入れてたんだなぁと気づかされた。
どんな情報も、断片的で、偏見が入っている。いままでも、自分ではメディアリテラシーとか言っていて、情報を客観的に、過不足なく、偏りなく収集していたつもりだった。
が、ノンフィクションの本の内容は、
”今の英国は、こんな一面をもつ社会になっていたんだなー”
と、ただ単にEU離脱どうすんだろうという興味でしか情報をとらえていなかったが、現在の社会状況があって、そこまでいくプロセスがあって、EU離脱の問題があるんだなきっとということを、本の内容から感じた気がする。
日本国内でも、ダイバーシティとかLGBTQとかが、ようやく無視できないような環境になってきたような気がしていたところに、
読んだ本の内容は、はっ!とか、あっ!とか、おっ!とか、えっ!とか、ふーんとか、と思うところが多かった。
さあ、僕の感情は何色だろうか。
タイトル的に考えてみると、
僕はイエローで、ホワイトもちょっとで、、、さあ何色だろう。
来年は、明るい色の気分で過ごしたい。