蜃気楼。
将来の目標は、蜃気楼に映らない。最近気付いた。
いい高校に入って、いい大学に入って、一流企業に入る。
ママたちの妄想(愛情)だと思う。
やりたいことなど、どうでもいい。
いい会社に入れば、いい人生を送れるという概念。
そんなのは、はっきり映る蜃気楼だと思う。
いまみえる蜃気楼のあるところにはなにもない。
気づかぬうちに人生を終わるほうが幸せだ。
自分の歩む道をしっかり判断できる人間になりたい。
人生は鉄道ではない。
人間は列車ではない。
だから、レールなんて必要ない。
自分の足ですきなところへ行けばいい。
蜃気楼に映っているのは、いまここだ。
いまが現物、現実、ここが現地。
しっかり。しっかり。